IPAがIoT製品の開発指針策定に着手、安全なIoT社会実現へ

By on 2015-08-06

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は5日、IoT製品に組み込まれるソフトウェアの信頼性を確保するため、開発指針の策定に着手したことを発表した。

今回の発表は、自動車や家電などが相互に接続している「IoT社会」を見据えたもの。IoT社会ではこれまでに無かった付加価値の高いサービスの提供が期待される一方、現状ではそれぞれの企業がIoT製品を独自開発しているため、相互接続した場合にどのようなリスクが想定されるのか、安全に動作するのかといった信頼性が確保されておらず、今後の課題になっているという。

IPAは同日、自動車、住宅、家電、ロボットなどの産業界をはじめ、組込み技術を専門とする大学教授など、複数の有識者で構成される検討会を設置。IoT製品に組み込まれるソフトウェアが満たすべき信頼性や安全性、セキュリティの要件を明確化し、2016年3月末までに開発指針の素案を取りまとめる予定だ。

公的機関であるIPAが中心となることで、異なる立場の業界や識者からの意見を適切に集約し、製品分野を問わない業界横断的な開発指針の策定を目指すとしている。

■プレス発表 IoT社会を見据えた国内初の業界横断的なソフトウェア開発指針の策定に着手:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
http://www.ipa.go.jp/about/press/20150805_2.html