セキュアドローン協議会は24日、ドローンを農作物の育成や栽培に活用する実証実験を開始すると発表した。稲作を対象にした実験を北海道旭川市、ワインぶどうを対象にした実験を北海道上川郡東川町にて行う。
同協議会はドローンを安全に活用していくための団体で、2015年6月に設立された。会員企業はサイバートラスト、ジャパンインテグレーション、スプリングフィールド、ソーラー・エナジー・ソリューションズ、ユビキタス、ラック、サイオステクノロジー、ソフトバンク・テクノロジー、ベジタリアの9社。
今回の実験は、農地にてドローンが撮影した画像または映像を作物の育成や栽培に生かすことで、農業の効率化を図るというもの。実験ではParrot製のドローン「Bebop Drone」が自動航行しながら撮影し、データをクラウドに送信することによって、生育状況を遠隔から確認できるほか、病虫害の早期発見も可能となる。
2016年度からは農業従事者や知見者と連携し、農業向けクラウドソリューションの研究・開発も実施していくという。
■「安心安全なドローン自動航行による農作物生育栽培実験」を開始 ~2016年度よりクラウドソリューションを研究・開発~ | セキュアドローン協議会
http://www.secure-drone.org/news/2015/0824-mid-year-report/
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