デンソーウェーブは、9月16〜18日まで東京ビッグサイトにて開催されている「第17回自動認識総合展」において、同社のRFIDスキャナ「UR22」を使った小売店向けの顧客行動分析ソリューションを展示している。
UR22は、読み取り距離2.6mのボード型RFIDスキャナ。衣料品店にある試着室の天井にUR22を設置することで、顧客行動分析を可能にするというソリューションがブースにて紹介されていた。
同ソリューションでは、店内商品すべてにRFタグを取り付けておく。利用客の試着時、持ち込まれた商品をUR22が読み取り、認識した商品情報をケーブル接続した店内のPCに送信。同時にインターネット経由で本部のPCにも情報が送られるため、全店舗のデータを一括管理してマーケティングに役立てられる。そのほか、試着室内のディスプレイを利用し、持ち込んでいる服に合わせたコーディネートを自動で表示することも可能。
試着室のほか、店舗のレジカウンターや、工場の入出庫ゲートへの設置も提案していきたいと担当者は話していた。
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