日頃の生活に欠かせないキッチンにもスマート化の波が押し寄せている。今回は、料理や栄養管理をより便利にしてくれるキッチン向けIoTデバイスを5つ紹介する。
1. SmartPrompt Pan
SmartPrompt Panは、持ち手部分にタッチディスプレイを搭載したスマホ連動フライパン。専用アプリに用意されている200万種類以上のレシピから作りたいものを選ぶと、Bluetooth経由でタッチディスプレイにレシピ内容を表示する。また、フライパンには温度センサーを内蔵しているため、レシピに合わせた火加減の良し悪しや食材をひっくり返すタイミングをアプリに通知可能。
■Key Ingredient
http://www.keyingredient.com/
■関連記事
適切な火加減を教えてくれるスマホ連携フライパン「SmartPrompt Pan」(2015/08/11)
2. Cooc
Coocは、温度センサーや重量センサーを備えたWi-Fi対応のスチール鍋。スマートフォンの専用アプリにて温度や調理時間を設定できるほか、ユーザーがレシピを公開できるWebサービスから作りたいレシピを選択可能。レシピに登録された温度調節や調理時間なども自動で実行できる。
■Cooc — Impel Studio LLC
http://www.impelstudio.com/cooc
3. Cinder Sensing Cooker
Cinder Sensing Cookerは、iPadやiPhoneと連携する卓上グリル調理器。事前に焼き加減を専用アプリから設定しておくと、内蔵センサーで温度や調理時間を調節しながら適切な焼き具合に仕上げてくれる。
■Cinder Sensing Cooker | Home
https://cindercooks.com/
4. SmartPlate
SmartPlateは、カメラと重量センサーを内蔵したBluetooth搭載仕切り皿。載っている料理が何かを内蔵カメラで判定したうえで、重量をもとにカロリーや塩分などを推測。料理の詳細な成分量をアプリ上に表示できるため、食事の栄養バランスを管理するのに役立てられる。
■SmartPlate®
http://www.getsmartplate.com/
■関連記事
料理のカロリー計測ができる皿「SmartPlate」(2015/06/02)
5. Bruvelo
Bruveloは、スマートフォンの専用アプリとBluetooth連携する円筒型のコーヒーメーカー。スマートフォンの目覚ましアラームを解除した時に自動でコーヒーを淹れはじめる機能があり、時間がない朝でも挽きたてコーヒーを気軽に飲むことができる。
■Bruvelo. Coffee perfected.
http://www.bruvelo.com/
■関連記事
目覚めの1杯を自動で淹れてくれるスマホ連動コーヒーメーカー「Bruvelo」(2015/09/14)
ここで紹介したものはいずれも製品化されておらず、今後の発表が期待される。将来、こうしたデバイスがキッチンで利用されるようになれば、料理の仕方も大きく変わるかもしれない。
コメント